発達障害における合併症~その1

発達障害における合併症~その1

ここでは、発達障害と合併して発症しやすいとされる疾病について紹介します。
「睡眠障害」はPDD(特に自閉症)で確認されるケースの多い合併症です。症状としては睡眠リズムの不安定、不眠、睡眠障害(早朝覚醒・中途覚醒)などが認められます。

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こうした症状は、情緒発達・行動の発達、日常生活に対して支障を来すと考えられます。治療としては生活リズムの改善によって環境を整えることが挙げられます。それでも改善しない場合は、入眠剤・安定剤・抗不安剤などによる薬物治療が選択されます。


「てんかん」も、PDD(特に自閉症)において多い合併症とされています。その数は約3~4割と言われています。また、ADHDでも少なからず見られる合併症です。また、脳波検査において、てんかん性異常が確認されるケースもあります。この場合、治療は不要とされますが、脳波の異常が発達障害における行動異常に強く関与すると考えられる場合は、てんかんの治療を行うことで改善されます。


てんかんの発作が繰り返し見られる場合、合併症として治療を行うことが必要になります。治療としては医薬品治療が選択されますが、検査によって選択される薬剤が異なります。部分発作の場合に一般的に選択されるのがテグレトール(有効成分:カルバマゼピン)、全般発作の第一選択はデパケン(有効成分:バルプロ酸ナトリウム)となっています。いずれも充分な効果の期待できる薬剤です。