発達障害における合併症~その2

発達障害における合併症~その2

ここでは、発達障害と合併して発症しやすいとされる疾病について紹介します。
「情緒障害」は、その名の通り情緒が不安定になりやすい症状が見られますが、過敏性・強いこだわり・見通しのつかない不安などが原因となっています。

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対処法としては、環境を整備することが第一で、周囲の理解と対応が不可欠ですが、それでも解決しきれず(パニック・自傷・他害が見られる)、日常生活に支障を来す場合は、薬物による治療が選択されることもあります。


薬物治療が選択されやすい世代は思春期~青年期が多いとされており、この世代の患者は多くの葛藤・知覚変容現象・タイムスリップ現象が見られるため、情緒についての問題が見られる傾向あるようです。使用される薬は、抗不安剤・安定剤・漢方などが一般的です。また、症状によっては抗てんかん剤や中枢神経刺激剤が効果を示すこともあります。


情緒障害の治療において注意するポイントは、身体的な合併症の有無です。情緒障害の場合、身体の異常・疾病を適切に表現することが困難であり、本人の症状を自覚する能力も低くなると考えられています。そのため、行動で異常を表現したりするケースもあるようです。こうした状況に対応するためには、情緒・行動に影響を及ぼす可能性の高い疾患(特に内分泌系)も念頭においた治療が必要となってきます。