発達障害における合併症~その5

発達障害における合併症~その5

ここでは、発達障害と合併して発症しやすいとされる、肉体的な合併症について紹介します。
肉体的な合併症で最も多いのが、アレルギー疾患(鼻炎、喘息、皮膚炎など)です。こうしたアレルギー疾患は、ストレスの要因であり、ストレスにより悪化するというサイクルで、発達障害に強く影響する可能性が高いと考えられています。

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次に一般的な合併症としては、生活習慣病と呼ばれる一連の疾患です。肥満や高脂血症、高尿酸血症、糖尿病、高血圧などが挙げられます。こうした疾患は従来、中年期以降の疾患と考えられてきましたが、現代では小児期でも問題になっています。そのため、ストレス・生活環境などが崩れがちな発達障害の治療過程においては、十分注意する必要があると考えられます。


また、自閉症・知的障害などで多いものとしては、尿経路感染や中耳炎、虫垂炎などが挙げられます。発達障害の場合、痛みに見合った症状が出にくいことが多く、このため、治療が遅れるという弊害があるようです。


総じて、発達障害における肉体的な合併症は、自覚症状が薄く、症状を訴えることが難しいため、重症になるまで放置されるケースが多いことが分かっていますので、治療過程においては肉体の変化も見逃さないように注意して下さい。