成長時期ごとのPDDの症状(乳児期~幼児期)
ここでは、乳児期~幼児期におけるPDDの症状や特徴を解説していきます。
乳児期におけるPDDの症状は、大人しいという印象が強く見られます。人見知りはほとんどなく、周囲に対する感情が薄いようにも見られます。
また、逆に刺激に対して過敏であるという症状も見られ、そういった乳児の場合、眠りが浅いという特徴を持っています。
幼児期におけるPDDは、特に言葉の面で遅れが見られるようになります。また、一度覚えた言葉を忘れるという症状も見られます。さらに、言葉に強く影響する会話という面においても、視線を合わせない、呼び掛けに応じない、指差しをしないなどのような症状が確認されることもあります。こういった症状は、親と長い期間離れていると、よりいっそう症状が強くなるという報告もあるそうです。
こういった症状に対処するには、コミュニケーションを繰り返し、やりとりを身に付けるような支援をすることが大切です。この時期、保育園などで生活する時間が多い場合もあり、そうした際は保育者の理解を得ることも重要になってきます。
幼児期も後期になると、刺激に敏感になることから、パニック様の症状が見られるようになります。また、心理的にこだわりや常道行動も目立つようになってきます。この時期も、やはり会話やコミュニケーションの成立を学べるようなやりとりで働きかけることが大切と考えられます。