成長時期ごとのPDDの症状(思春期~青年期)

成長時期ごとのPDDの症状(思春期~青年期)

ここでは、思春期~青年期におけるPDDの症状や特徴を解説していきます。
従来の思春期と同じように、情緒不安定の傾向があり、反抗する気持ちの高まりが見られるようになります。PDDにおいてはパニック様の症状が見られることもよくあるようです。

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また、この時期には知覚過敏性に大きな変化が見られる他、タイムスリップ現象と呼ばれる、過去の記憶が鮮明に思い出される症状が強く出ることもあります。こうした症状はこの時期特有の情緒の不安定さを助長する可能性もあります。

この時期の対処としては、思春期であることとPDDであることの理解は勿論ですが、社会の規律・ルールを確実に教えていくということが必須になります。その後の青年期からを迎えるにあたって、そうした準備がされていない、自立や母子分離が上手く行われないという恐れがあるからです。


青年期になると、自我・自立の心理が強く働くようになりますが、それに伴って強い葛藤やストレスを抱えることになります。こうした症状は心身の症状につながることもあり、対処としては社会的な理解にのっとったケア・支援が重要であると考えられます。最終的な目的を障害の克服に留めずに、適切な社会生活を送ることができる「自立」を目指した支援が必要になるということになります。